撮影時の感想など。

いよいよ映画「泣き虫しょったんの奇跡」公開も近づいてきました。

撮影は昨年の8月末~10月にかけて行われました。そのときの感想などを書いてみようかと思います。

撮影現場には将棋監修という役目で頻繁にお邪魔させて頂きました。
僕の主な仕事は俳優さんへの将棋演技指導と局面作成・確認などです。

今回はじめて知ったことは、まず映画製作のための組があって、その中にいろんな部があるということ。

「豊田組」の中に、「撮影部」「装飾部」「照明部」「音声部」「衣装部」「俳優部」・・・・といった感じです。

映画を観るとどうしても俳優さんメインになりますが、当然ながら、あらかじめ撮影場所を決めて衣装を決めて、時代にあった背景を作って、照明や音声を・・・その他もろもろ、全ての部が協力してはじめて映画が作られていくことになります。つまり俳優さんもたくさんある部のひとつにすぎない、ということで、それはひとつの驚きでした。


僕が特に感動したのは、装飾部の仕事で、画面には映らないような小物ひとつひとつにも細かい気配りがあって、セット全てのものに魂が込められているように思いました。まさに「神は細部に宿る」です。

それぞれの部が力を合わせて映画を作り上げていく光景は壮観でした。正直、ここまで丁寧に映画が作られているとは思わず、映画を見る目がガラッと変わりました。とても貴重な経験をさせてもらったと思います。


そんな環境下で、原作が映像になる瞬間を観ることができるというのは僕にとっては夢のような時間で、NGで撮り直しになると、「またこのシーンが観れる」と秘かに喜んでいました。

撮影がいつまでも続いて欲しかったですが(笑)そうはいきませんよね。

そんなわけで現場をいつもウロウロしていたわけですが、現場に遊びにきた知り合いに「瀬川さん、スタッフの一人にしか見えない」と言われて、そのとき、僕も映画スタッフの一員になれたような気がしてとても嬉しかったのを覚えています。

俳優さんそれぞれの撮影最終日は「オールアップ」といって、拍手と共にプレゼントが渡されるのですが、僕の最終日にも、オールアップということで、スタッフの方々と写真を撮って頂きました。

ひとりひとりを観ると、皆さんそれぞれの部で活躍されていた姿が浮かびます。いま部屋に飾ってありますが、宝物です。

画像


と、思いついたまま長々書いてしまいました。きりがないのでこのへんで。読んで頂きありがとうございます!


9/7(金)公開まであと一週間になりました!皆さんにご覧頂けるのが本当に楽しみです!どうぞ宜しくお願いいたします。




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